1. >
  2. >
  3. 高速道路を走る時のコツ

高速道路を走る時のコツ

バイクで高速道路に入るときの安全な走り方

125cc以上の自動二輪車は高速道路を走行することが認められています。
しかし四輪自動車と異なるのが、教習所で行う実技教習のカリキュラムの中に「高速実習」というものがなくあくまでも座学として通行の方法を学ぶにとどまるということです。

そのため免許を取得したばかりのライダーたちは見よう見まねで高速道路に進入するということになり、そこから周囲の様子を見ながら高速道路での走行方法を学んでいくということになります。

高速道路は自動車専用道路なので、信号機や交差点、歩行者がいないため一般道よりもむしろ危険察知に集中力は必要とされません。

ただし一方で他の車両の流れに注意をしながら安全に走行をしていくという注意力が必要となってきますので、万全とまっすぐ走るという走行では不十分です。

高速道路を走行するときにまず最も注意しておきたい点が「車間距離をとる」ということです。
車間距離は一般道でももちろん必要な乗り方ではありますが、高速道路の場合100km/hという高速で走行をするためどうしても危険を発見してから実際によけたり停車をしたりするまでの距離が長くなってしまいます。

自分では十分に安全に走行をしているつもりでも、例えば突然道路上に障害物があったり、他の車両が事故で横転などしていることがあるのでそうした危険に備えるためにも十分に視界が確保できる車間距離をとっておくことが必要でしょう。

高速道路は一見平坦で走りやすそうに見えますが、実際には高架の上に強風がふきつけてきたり、飛んできた小石などが車体のバランスを崩させたりといったことが起こります。

また雨天時など路面が濡れていると極端に道路の危険性が高くなりますので、あらかじめ危険を予知してそれに備えるという運転も必要です。

複数人の場合でツーリングする時の安全確保

バイクツーリングの醍醐味として仲間と一緒に出かけるマスツーリングがありますが、大勢で高速道路を走行する時にはきちんと周囲の流れを妨げないようにすることが大切になります。

大勢でバイクに乗る時に使われるのが「千鳥走行」と言われるフォーメーションで、これは一車線の中を左右交互にライダーが走行するという方法です。

この千鳥走行をすることでバイク同士の車間距離を取りつつ列を長くせずに走行をしていくことができます。

高速道路上で注意する点

高速道路で最も注意しなければいけないのが適度な休憩です。
ハイスピードで走行をする高速道路ではどうしても神経を使って運転をするので気がつくとかなり集中力が低下していたりします。

1~2時間に一度くらいはSAなどで休憩をとるようにして、ツーリングの日程を強行軍にならないよう余裕をもって立てるようにしてください。

© 2016-2024 BIKE FREAKS All rights reserved. | サイトマップ