バイクカバーについて
| |バイクにカバーをかける必要性
バイクを購入する時には、同時にメンテナンス用具や防犯器具といったものを一通り購入しておく必要があります。
その時、必ずしも必要というわけではないものの、できるだけ購入をしておくことがおすすめになるのがバイクカバーです。
バイクカバーはバイク全体を覆う上部なシートでできたカバーのことで、駐車中のバイクを雨風から守るために使用します。
普段バイクを駐輪する場所として、きちんとシャッターを閉めることができるガレージがあればそれほど必要ではないかもしれませんが、屋外に野ざらしで駐車をしていたり屋根のみの自転車置場のようなスペースに保管するのであればカバーはあった方がよいでしょう。
バイクカバーをつけるメリットとしては、まず雨風や黄砂、花粉、ホコリなどからボディを守ることにより車体全体の劣化を防ぐことができるということがあります。
バイクは屋外での使用を前提に作られているので数日くらいなら野ざらしにしていてもそれでただちに状態が悪くなるというわけではありません。
ですが数ヶ月や数年といった長い年月というスパンで見ると、本体の傷み具合は明らかに変わってきます。
また数年の間には台風や大雪などかなり厳しい天候が訪れる時期もありますので、そうした時にきちんとした管理をするかどうかによりバイクのメンテナンス費用も変化します。
特に屋根のない駐車場では夏場の直射日光によりボディ部分がかなりダメージを受けるので年間を通じてきちんとカバーをかけておくとよいでしょう。
日常のケアとしてのバイクカバーの使い方
バイクカバーをかけることによるメリットはたくさんあるものの、毎回いちいちかけて保管をするのは面倒なものです。
新車のうちは少しでもピカピカの状態を保つために手間をかけている人も、次第に面倒になってそのまま駐輪することになることも珍しくありません。
バイクの場合、駐車をしてすぐにカバーをかけてしまうとエンジンの熱が内部にこもってしまうので少し時間を置かなくてはいけないというひと手間もあります。
一旦家や建物に入ってしまうとどうしても腰が重くなってしまうので、それがカバーをかけなくなる習慣になってしまいます。
そうしたことから考えると、バイクカバーを選ぶときには「着脱しやすさ」「通気性」「耐久性」といったものをポイントに選ぶことが大切になってきます。
バイクカバーを使う時のポイント
バイクカバーを使う時には、ただカバーをかけるのではなく防犯対策を合わせて行うようにします。
カバーだけをつけてしまうとつい油断をしてチェーンをかけ忘れてしまったりアースロックとつながなかったりします。
バイクカバーの中には最初から穴がついていてチェーンをつけやすくなっているタイプのものもあるので、そうしたものを選ぶのもおすすめです。