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バイクもガソリン車は禁止になるのか?

環境問題に配慮

普段生活をしている中で自動車やバイクなど燃料を使って走る乗り物を利用していると温暖化ガスが発生してしまいます。
このガスは地球の環境に大きな影響を与えるので、前々から問題になっていました。

しかし日本では10月に菅首相が2050年までに温暖化ガスを0にするという目標を打ち出したことによって、バイク乗りにとっても他人事ではなくなってきました。
実際12月には2030年の半ばまでにはガソリン車をゼロにするという具体的な報道も見られるようになりました。

2050年までに温暖化ガスをゼロにするためのターゲットとして乗用車が挙げられています。
ではバイクは大丈夫なのかと言えばそうとは言い切れないのが現状です。
現段階でもバイクは除外ということになっているわけではありません。

バイクはどうなる?

現段階でターゲットになっているのは乗用車で、現段階ではバイクはこの目標のターゲットとしては完璧に除外されたわけではなく、バイクを含めるかどうか検討しているという段階です。
実際バイクが含まれるかどうかという点は2021年の夏までに発表されるのではないかと言われています。

実際この計画が進められていることによって、バイク業界も置いてけぼりになるということを恐れています。
そのためバイクもカーボンニュートラル化を目指した製品の開発がますます発展していくのではないかと考えられています。

電動化が進んでいく

カーボンニュートラル化が進むということは、従来はガソリンを使用して動いていた乗り物を電力で動かすという考え方がメインになります。
実際にバイク業界でもホンダが取り組む姿勢をとっており、実際に既に日本郵便に車両も納めています。

また、ヤマハでもバラエティ番組の企画で使用されていた電動バイクが実際に販売されています。
番組の企画の中ではすぐにバッテリーがなくなるイメージが強いものの、それは番組内で距離を走るからのことで、日常生活で使用する分には問題ない距離を走るまでの製品が現時点でも販売されています。

バイクの目標は2050年?

実際バイクは車に比べると燃費の良い乗り物であることから、今回の目標のターゲットになるかどうかは断定できません。
ホンダではバイクの目標を2050年と掲げているほか、日本自動車工業会のカーボンニュートラル化の取り組みも同様に2050年を目標としています。

自動車よりも販売数が少ないバイクの場合は、自動車よりも今後の見通しが分かりにくいという点があるので、どのように進んでいくかなかなか推測することが難しくなっています。
しかし乗り物のカーボンニュートラル化の影響をバイクが受けることは間違いありません。

今後カーボンニュートラルの製品が普及していくためにはバッテリーの技術を向上させていく必要もあるほか多くの課題が残されています。

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