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JAFがバイクをレッカーできるアタッチメントを開発

レッカー車でバイクも運べるアタッチメント

JAFが開発した二輪アタッチメントは、4輪車を牽引できるレッカー装置に装備することで、これまでは牽引が難しかったレッカー車でもバイクの牽引が可能となりました。
この開発は日本初で、JAFの主力サービスであるレッカー輸送によって、自動車だけでなくバイクの牽引も可能になるというメリットが期待できます。
また、ただ牽引するだけでなく、アタッチメントはバイクを固定できるため安全性の確保という点でも優秀です。
このアタッチメントは、JAFが自社サービスの改善のために独自に開発したものです。
そのため、市販されていません。

現在、JAFのサービスカーでは523台がバイクのレッカー牽引に他対応することが可能です。
従来のバイク積載車や多目的用積載車として使われてきた車両は209台でしたが、このアタッチメントの導入によってバイクに対応できる車両が増え、ライダーにとってはトラブルの際には大きな安心感となるのではないでしょうか。

2022年1月から運用が始まったばかりの二輪アタッチメントですが、今後はニーズに応じて台数を増やす可能性が期待されています。
また、もしかしたら将来的には市販される可能性もなきにしもあらず。
そうなれば、多くのライダーに大きな安心感を与えてくれるでしょう。

アタッチメントはどんな仕組み?

JAFの二輪アタッチメントは、牽引車両の後尾に装着して使います。
JAFのサービス車両はこの二輪アタッチメントをいくつかのパーツに分けて搭載し、バイク牽引のニーズがある際には現地で組み立てるという仕組みになっています。

このアタッチメントはバイクを立てた状態で牽引しますが、前輪と後輪に二輪バケットがあり、車体を安定させることが可能です。
積載可能なホイールは1145mm~1700mmで、排気量の目安で言うと50ccの原付から1300cc程度の大型バイクまでに幅広く対応することが可能です。

ちなみに、排気量50ccの原付Dioはホイールベースは1,145mmです。
原付でも、このホイールベースよりも小さなモデルだとアタッチメントにタイヤを固定することが難しくなってしまうため、牽引が不可能となります。
また排気量が250ccのスカイウェイブは、ホイールベースは1,600mm、排気量が1300ccのCD1300SFならホイールベースは1,520mmで、いずれもJAFの二輪アタッチメントで牽引することが可能です。

JAFのサービスは、会員を対象としています。
ツーリング先でバイクを牽引しなければいけなくなった場合でも、JAF会員でなければサービスを利用することはできません。
ツーリングなど遠出走行を擦るライダーなら、安心感のためにJAF会員になることをおすすめします。

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