女性ライダーを対象とした「Moto Girls Livika」

モビリティランドとは

モビリティランドとは、2006年に合併してできた企業です。
この名前が新しくどのようなところかわからないという人でも、鈴鹿サーキットやツインリンクもてぎという名前は聞いたことがあるという人は多いでしょう。
実は、この二つが合併してモビリティランドになりました。

モビリティランドは本田技研工業傘下のモータースポーツ施設運営会社です。
鈴鹿サーキットとツインリンクもてぎという二つのサーキット、総合レジャー施設を運営しています。
そして、人材派遣会社を立ち上げ本田内外での事業も拡大中です。
また、二つの施設の運営を通じてバイクのようなモビリティ文化やモータースポーツや安全運転の普及といった活動の発展に寄与することを目的としての取り組みも行なっています。

新しい取り組みMoto Girls Livika

モビリティランドが運営するツインリンクもてぎでは、新しい制度としてMoto Girls Livika（モトガールズリビカ）というものを始めました。
これは会員制のものとなっており、対象は女性ライダーです。
普通自動二輪以上の運転免許を持っていれば女性は誰でも入会をすることができます。

Moto Girls LivikaのLivikaという言葉はスペイン語のLinda（美しい）とイタリア語のVivace（生き生きとした）と日本語のKakkoii（かっこいい）という３つの言葉を合わせた造語です。
MotoGPのワールドワイドな世界観と美しく生き生きとしたかっこいい女性をイメージしてこの言葉を用いています。

入会方法と会員特典

Moto Girls Livikaに入会するにはツインリンクもてぎのホームページでの入会や場内でインフォメーションでの入会とあります。
入会をすると、平日バイクでの来園時には駐車場が無料になったり、ホテルツインリンクのレストランでの食事でサービスが受けられたり、温泉の利用優待券がもらえたりと様々なものがあり、かなりお得に施設の利用ができます。

このように女性向けの会員サービスを行うのは女性が気軽に来ることのできる施設を目指してのことです。
また、今後のバイク文化の普及の中で女性にスポットを当てた事業を展開することも目的としています。

特に女性は出産や育児が始まるとバイクから離れた生活をすることになりがちです。
そのような人たちがバイクにカムバックしやすい環境を作ることも狙いの一つとしています。
そして、女性は男性よりもバイクの運転に不安な人が多いですし、女性のバイク仲間ともなかなか知り合う機会がありません。
安心して女性がバイクに乗れるよう情報交換の場を設けたり交流の場を設けたりすることも活動の内容として組み込まれています。